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座標ウィジェット

座標ウィジェットは、X,Y 座標、標高、およびカメラの高度の値を 3D アプリに表示します。Web シーンのデフォルトの座標系では、シーン上でポインターを移動すると、これらの値が動的に変化します。複数の空間参照を構成することが可能であり、選択した空間参照に基づいて座標値が表示されます。

座標ウィジェットの構成

デフォルトでは、座標が WGS_1984_Web_Mercator_Auxiliary_Sphere (WKID 3857) で座標ウィジェットに表示されます。座標を別の投影法または測地基準系で表示するには、構成時に別の空間参照を追加します。

  1. 座標ウィジェットにマウス ポインターを合わせ、小さい表示または非表示ボタン ウィジェットの表示または非表示 をクリックすると、アプリでのこのウィジェットの表示と非表示を切り替えることができます。
  2. ウィジェット上にマウス ポインターを合わせて、[このウィジェットを構成] ボタン このウィジェットを構成 をクリックして、構成ウィンドウを開きます。
    メモ:

    最初にウィジェットをアプリに追加する必要がある場合は、[ウィジェット] タブのウィジェット プレースホルダーをクリックします。表示される [ウィジェットの選択] ウィンドウで、ウィジェットを選択し、[OK] をクリックします。

  3. 必要に応じて [出力座標系の追加] をクリックし、他の投影法を表示します。
  4. [出力座標系 WKID] ボックスに有効な WKID を入力し、表示単位を選択してから、[測地基準系変換 WKID] ボックスに有効な WKID を入力します (出力座標系の測地基準系がデフォルト値と異なる場合)。
  5. 標高と視点高度をメートル法または英語で設定します。
  6. [OK] をクリックします。

    上記で定義した空間参照がリストに追加されます。必要に応じて、手順 1 ~ 5 を繰り返して、他の空間参照を追加します。

  7. 必要に応じて、[アクション] の下にある [編集] ボタンをクリックして座標系および表示単位を変更します。[OK] をクリックします。
  8. 出力座標系テーブルの下で、座標を丸めるための小数点以下の桁数を選択します。
  9. 視点高度を丸めるための小数点以下の桁数を選択します。
  10. 桁区切り記号を表示しない場合は、チェックボックスをオフにします。
  11. 座標の表示順序を選択します。

    [座標の構成] ウィンドウ

  12. [OK] をクリックします。

座標ウィジェットの使用

アプリが起動すると、[出力座標系名] リストの先頭にある座標系が表示されます。Web シーンのデフォルトの座標系では、マップ上でマウス ポインターを移動させると、座標、標高、およびカメラの高度の値が自動的に変化します。

デフォルトの座標系の表示

[座標系] ボタン 座標系 をクリックして、シーンのクリックを有効化し、座標と標高を取得します。この方法では、シーンにポイントを追加し、すべての値をハイライト表示して、値のコピーを作成できます。

ウィジェット上の矢印をクリックして、構成内に指定されている空間参照のリストを表示します。リストの中から 1 つの空間参照を選択すると、その空間参照が有効になります。

空間参照のリストの表示

WKID 3857 および 4326 以外のほとんどの空間参照については、[座標系] ボタン 座標系 をもう一度クリックし、マップ上にポイントを追加して、座標と標高を表示する必要があります。すべての値をハイライト表示して、値のコピーを作成することもできます。