タイム スライダー ウィジェットを使用して時系列レイヤーをマップに表示し、アニメーションを再生して、データが時間とともにどのように変化するかを確認できます。このウィジェットを使用すると、再生/一時停止ボタンでデータのアニメーションを制御したり、前の期間や次の期間に移動したりできます。
タイム スライダー ウィジェットの構成
このウィジェットは、アプリの起動時に自動的に開くように設定できます。ウィジェット上の [アプリの起動時に、このウィジェットを開かない] ボタン をクリックして、ウィジェットを自動的に開くオプションをオンにします (最初にアプリに追加する必要があるウィジェットについては、ウィジェットを構成した後でこの設定を行うことができます)。
- ウィジェット上にマウス ポインターを合わせて、[このウィジェットを構成] ボタン をクリックして、構成ウィンドウを開きます。
メモ:
最初にウィジェットをアプリに追加する必要がある場合は、[ウィジェット] タブのウィジェット プレースホルダーをクリックします。表示される [ウィジェットの選択] ウィンドウで、ウィジェットを選択し、[OK] をクリックします。
- [時間設定] で、次の 2 つのオプションの 1 つを選択します。
- [Web マップの時間設定の適用] - Web マップの時間設定が常に適用されます。
- [時間設定の構成] - Web マップの設定に関係なく、カスタムの時間設定を構成します。
- [設定] ボタンをクリックして、[時間設定] ダイアログ ボックスを開きます。
- [タイム アニメーションの有効化] セクションでは、時間対応レイヤーのタイム アニメーションを有効化できます。
- [期間] セクションでは、データを表示する開始時間と終了時間を設定します。
[期間] では、時間レイヤーにすでに完了したタイムラインがある場合に、履歴データの表示を構成するだけでなく、時間レイヤーにまだ累積中のデータがある場合に、ライブ データを表示することもできます。たとえば、過去 2 時間のライブ交通状況の更新を表示できます。
- [時間表示] セクションでは、時間の経過に伴って表示するデータ量を指定できます。
ここでの設定には、時間間隔の設定が含まれます。時間間隔は、マップが更新されて、その時点で有効なデータが表示されるまでの期間です。時間間隔の設定に加えて、累積データを表示するか、または現在の時間間隔のデータのみを表示するかを指定することができます。
- [スライダー設定] で、スライダーの次のいずれかの設定を選択します。
- 開いたときに自動再生。
- ループ再生。
- 時系列レイヤー名を表示。
- 指定した形式で時間を表示。
- 必要に応じて、ウィジェット上に時系列レイヤー名を表示する場合は、チェックボックスをオンにします。
- [日時形式] ドロップダウン メニューから表示形式を選択します。
デフォルトはマップに定義されている形式です。
- [OK] をクリックして構成を保存し、ウィンドウを閉じます。
タイム スライダー ウィジェットの使用
次の手順に従って、タイム スライダー ウィジェットを使用します。
- 時間対応レイヤーを持つマップで、マップ上のタイム スライダー ウィジェット アイコンをクリックして、ウィジェット パネルを開きます。マップに時間対応レイヤーがない場合、タイム スライダー ウィジェットは開きません。
Web マップでレイヤーのタイム アニメーションが無効化されている場合、ウィジェットはそのレイヤーを無視します。
- 必要に応じて、マップ上にウィジェットをドラッグします。
- [再生/一時停止] ボタンをクリックすると、アニメーションが開始または一時停止します。
- [前へ/次へ] ボタンをクリックすると、前のデータ間隔に戻ったり、次のデータ間隔に進んだりします。
- 再生速度を調整する場合は、速度メニューの上でマウス ポインターを動かします。
- パネルの [X] をクリックすると、タイム スライダー ウィジェットが閉じます。