ArcGIS Server サービスが ArcGIS トークンベース認証を使用して保護されている場合、リソースに対する各リクエストに有効なトークンを使用する必要があります。トークンは、トークン エンドポイントを使用して取得することも (以下の手順を使用)、ArcGIS REST API を使用して HTTP POST リクエスト経由で取得することもできます。
- サイトが HTTP GET リクエスト経由によるトークンの取得を可能にしていることを確認します。
- Web ブラウザーで https://gisserver.domain.com:6443/arcgis/tokens の URL を開きます。
- 次の情報を入力します。
- [ユーザー名]: リソースへのアクセスを認証するユーザーの名前。
- [パスワード]: ユーザーのパスワード。
- [クライアント]: このパラメーターは、トークンの使用を制限します。
- [HTTP リファラ]: この (デフォルト) オプションを選択すると、発行されたトークンは指定された URL から行われたリクエストのみで使用できます。ArcGIS リソースへのリクエストを送信するページの URL です。ArcGIS API for JavaScript やその他の REST ベースのアプリケーションを使用してアプリケーションを構築し、各クライアントが ArcGIS Server Web サービスにマップやデータを直接リクエストする場合は、この方法を使用します。
- [IP アドレス]: このオプションを選択すると、発行されたトークンは指定した IP アドレスから行われたリクエストのみで使用できます。
- [このリクエストの起源の IP アドレス]: このオプションを選択すると、発行されたトークンは、トークンの取得に使用した IP アドレスから行われたリクエストのみで使用できます。
メモ:
クライアント アプリケーションまたはブラウザーと ArcGIS Server サイト間にプロキシ サーバーがある場合、[IP アドレス] と [このリクエストの起源の IP アドレス] オプションを使用して作成したトークンをプロキシ サーバーの IP アドレスにバインドする必要があります。クライアント アプリケーションまたはブラウザーと ArcGIS Server 間に複数の負荷分散プロキシ サーバーがある場合、[HTTP リファラ] オプションを使用する必要があります。
- [有効期限]: トークンが発行されてからの有効な期間。
メモ:
指定する有効期限の時間は、長期トークンの有効期間で構成した値以下にする必要があります。Manager で現在のトークンのプロパティを確認するには、[セキュリティ] > [設定] の順にクリックし、[トークン設定] の横にある [編集] アイコンをクリックします。
- [形式]: このパラメーターは、このトークンのリクエストに対するサーバーからの応答形式を指定します。
- [HTML]: このオプションは、サーバーが発行したトークンを文字列形式で表示します。トークンを使用するには、文字列をコピーして、セキュリティで保護された ArcGIS Server Web サービスへのリクエストに追加します。
- [JSON]: このオプションは、トークンを JSON 形式で返します。このオプションは、トークンを Web ブラウザーの代わりに Web アプリケーションからリクエストするときに使用します。
- [トークンを生成] をクリックして、トークンを取得します。