ArcGIS Web AppBuilder は、見た目どおり (WYSIWYG) に直感的に操作できるアプリケーションであるため、コードをまったく記述しなくても簡単に Web アプリを作成できます。豊富な機能を持つ HTML Web アプリを構成するためのツールが用意されています。マップやツールを追加すると、アプリに表示され、すぐに使用することができます。
主要な機能
Web AppBuilder を使用すると、次の操作が可能です。
- デスクトップ、タブレットおよびスマートフォンで動作する HTML および JavaScript アプリを作成します。
- クエリ、ジオプロセシング、印刷など、すぐに使えるウィジェットの使用によるアプリの構築
- 構成可能なテーマに基づくアプリの外観のカスタマイズ
- オンラインでのアプリのホスト、または独自のサーバーでのアプリの実行
- カスタム アプリ テンプレートの作成
Web AppBuilder では、[テーマ]、[マップ]、[ウィジェット]、[属性] などのワークフロー タブにアクセスして、アプリを作成することができます。
Portal for ArcGIS 10.5 以降では、[コンテンツ] > [マイ コンテンツ] > [作成] > [Web AppBuilder] から 3D アプリを作成できます。[3D] オプションをオンにします。
また、フレームワークを拡張してカスタム ウィジェットやテーマを作成できる開発者向けエディションもあります。ArcGIS Web AppBuilder (Developer Edition) のダウンロードと、カスタム アプリの作成の詳細については、「ArcGIS for Developers」をご覧ください。
サポートされているブラウザー
Web AppBuilder では、以下のブラウザーがサポートされています。
- 2D アプリは、以下のブラウザーをサポートしています。
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Safari 3 以上
- Microsoft Edge
ヒント:
Edge は Microsoft Windows モダン アプリとして動作し、Internet Explorer とは異なります。Edge はセキュリティ上の理由から、デフォルトでネットワークから分離しています。[このページに到達できません。] というエラーが表示された場合の解決策については、このブログをご参照ください。
- Microsoft Internet Explorer 9 以上 互換表示はサポートされていません。
- iOS Safari
- Google Chrome 版 Android
- 3D アプリは、以下のブラウザーをサポートしています。3D アプリでは、モバイルおよび iPad をサポートしていません。
- Google Chrome
- Mozilla Firefox
- Safari 7.2 以上
- Microsoft Edge
- Microsoft Internet Explorer 11*
注意:
3D アプリを ArcGIS Web AppBuilder で使用するには、WebGL をサポートするデスクトップ Web ブラウザーが必要です。一般的なデスクトップ ブラウザーの最新バージョンには、WebGL のサポートが組み込まれています。 ブラウザーで WebGL サポートをテストするには、 get.webgl.org にアクセスしてください。WebGL 関連の問題のトラブルシューティングについては、「WebGL のトラブルシューティング」をご参照ください。 また、その他の情報については、「Scene Viewerの要件」をご参照ください。
*ArcGIS Web AppBuilder での Internet Explorer 11 の使用は、このリリースで非推奨になりました。Esri は、上記の他のブラウザーのいずれかに移行することを強くお勧めします。ArcGIS Web AppBuilder の最新リリースでは Internet Explorer 11 が引き続きサポートされていますが、Internet Explorer 11 の使用は一般的に推奨されておらず、今後のリリースではサポートが終了します。サポートが終了する前に、再度お知らせします。